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ITアーキテクトコラム

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~Yes, and~エンジニアとイノベーション

2019/01/10

稲田 翔稲田 翔

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  • ITアーキテクト育成

少し前の話になりますが、昨年の夏(2018年8月)にアメリカはシリコンバレーで1ヶ月間
のM2M/IoT研修に参加してきました。また先日(2018年12月2日)、ハードウェアコンテ
ストGUGENに出展してきました。
ふたつの経験を通して、エンジニアがアイデアを出し続けることの意義について考えて
みます。

 

イノベーションの源泉を考える

皆さんはシリコンバレーで日々巻き起こるイノベーションの源泉は何だとお考えでしょう
か?

最新のテクノロジー、世界中から集まる投資マネー、
インキュベーター等のパトロンの存在、一流の教育、過ごしやすい気候、、、

挙げればキリがないほどの要因が複合的にイノベーションの発生を後押ししていると言え
ますが、本質的には、シリコンバレーのイノベーションの源泉はエンジニアの「考え方」
だと私は考えています。

私が現地で感銘を受けた「Yes, and」という考え方があります。これは他者のアイデアを
肯定した上で遊び心を加えて、自分のアイデアを上乗せするという考え方です。例えば
「毎朝天気予報を確認するのは面倒だな・・・。そうだ!傘立てが"傘が必要かどうか"教
えてくれると便利だな。」「いいね。濡れている傘をいれたら自動的に乾かしてくれる傘
立てというのも面白そうじゃない?」といった具合です。

「Yes, and」はアイデアをふるいにかけるのではなく、昇華・派生させる考え方です。こ
の考え方により、イノベーションの種ともいえる無数のアイデアがシリコンバレーには存
在します。そしてこの「Yes, and」をひたむきに実践し、アイデアを出し続けているのが、
シリコンバレーのエンジニアたちなのです。

 

GUGEN参戦を通して見えたエンジニアの本質

私が今回出展したGUGEN(※1)は「未来の普通」をテーマにオリジナルのハードウェアを表
彰する日本最大級のコンテストです。

会場でまず感じたのは、普段の業務とは一味違った熱気です。参加者とコミュニケーション
を取ると、お互いのバックボーンは別々であるにも関わらず、あたかも何か"同じ願い"を共
有しているかのような感覚を覚えました。その"同じ願い"は「人々の生活をより良くする
というエンジニアの本質そのものであると私は確信しています。

私自身の普段の業務では分業が当たり前となっています。そういった環境にいると、この本
質を忘れがちですが、コンテストの場にいるとぐっと身近に感じることができました。

出展の結果はというと、139組の応募から見事に1次審査を突破したものの、惜しくも受賞
には至らず悔しい結果となりましたが、多くの学びとエネルギーを得ることができました。

GUGEN展示の様子

 

まとめ

シリコンバレーのエンジニアたちは、所属組織がスタートアップだろうが、GAFA(※2)のよ
うな大企業だろうが関係なく、「Yes, and」をひたむきに実践し、今この瞬間もアイデアを
出し続けている、まさにエンジニアの本質を体現している存在だと思います。

私たちエンジニアは、イノベーションの発信源となり得る存在です。現代のトップランナー
たるシリコンバレーのエンジニアたちに私たち日本のエンジニアも倣うべきではないでしょ
うか。また、技術のオープン化が進み、最先端の技術を誰でも利用できるようになった現代
では、彼らの考え方と行動こそ学ぶべきものだと私は考えています。そうすることで日本が
再びものづくり大国に返り咲くことも可能でしょう。

  • ※1 https://gugen.jp/entry2018/2018-007
  • ※2 Google、Apple、Facebook、Amazonを示す呼称

著者プロフィール

稲田 翔

稲田 翔

法人事業本部 ビジネスソリューション第1部
コーポレートシステム第1グループ リーダー

Web、およびスマホ・タブレット向けBtoCサービスを展開するお客様の開発支援を担当しております。また、オープンソースを活用したアーキテクチャの構築と、開発チームの組織運営に力を入れています。社内ではIoTコミュニティを発足・運営し、シリコンバレーに滞在した経験をきっかけに、社外のオープンコミュニティへの参加にもチャレンジしています。

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