EVENT・SEMINAR
イベント・セミナー
2014.09.16
イベント報告
「SIS金融FORUM 2014」を開催しました。
今年で5回目となるSIS金融FORUM 2014を、東京・大手町の社団法人東京銀行協会 銀行倶楽部で開催しました。
毎年このFORUMでは、さくら情報システムの金融関連のお客様を幅広くお招きして、ご関心の高い領域のトピックスを取り上げてきております。
今年は、2016年1月から施行される「共通番号(マイナンバー)制度」の金融機関に与える影響と、「スマートフォンのセキュリティと個人認証の安全性」について、講師の方に現状と今後の市場の動向などについてご講演いただきました。
盛会の中、お客様と当社、お客様相互の親睦交流を行うことができました。
ご来場いただきました皆様には、厚く御礼申し上げます。
今後、さくら情報システムでは、お客様に有益となる情報の発信とお客様の交流の場のご提供に努めてまいります。
フォーラム概要
日時 | 2014年8月26日(火) 14:00~17:30 |
会場 |
社団法人東京銀行協会 銀行倶楽部 |
プログラム
共通番号(マイナンバー)制度が金融機関に与える影響
株式会社野村総合研究所
未来創発センター 制度戦略研究室長
梅屋 真一郎 氏
<講演概要>
2016年1月から、行政に提出する書類への個人番号・法人番号の記載が義務付けられることになった。
金融機関にとってこの番号制度は、顧客のみならず自社の従業員も対象になるので、今後準備すべき事項は膨大な量になることは間違いなく、制度運用の中心的役割を担う金融機関としては、円滑なスタートを迎えるためにも万全な準備態勢を敷くことが必要となる。
スマートフォンのセキュリティと個人認証の安全性
独立行政法人産業技術総合研究所
セキュアシステム研究部門 主任研究員
大塚 玲 氏
<講演概要>
日本の金融機関を標的とするトロイの木馬型ウイルスによる被害が報告され、日本もMitB攻撃の例外ではなくなった。
固定パスワード認証方式や単純なワンタイムパスワード認証方式では、もはやMitBやZitMo攻撃の脅威に対抗できなくなり、新たな対策技術の導入が求められている。講演では、スマートフォン単体で達成可能な認証技術の安全性について、スマートフォンのセキュリティ機構やマルウェア形態の分析結果等を元に技術的な視点から考察した。
モバイルワンタイムパスワード より安心なワンタイムパスワードの導入へ
さくら情報システム株式会社
ビジネス推進部 新規事業推進室 室長
佐藤 裕之
<講演概要>
モバイルワンタイムパスワードの特徴と、当社のセキュリティ製品、サービスについてご紹介。