プロジェクトストーリー

お客さまとともに進化を続けるプロジェクトメンバーが、仕事のやりがいや醍醐味を語ってくれました。

生成AIとAI OCRを組合せたデータ化サービス
「AI TextSifta」のサービス誕生の舞台裏。

プロジェクトの目標

お客さまの「期待を裏切りたくない」という気持ちから、サービスが急成長

プロジェクト背景

当社の既存AI-OCRソリューションの課題を解決し、完全非定型な書類からのデータ抽出を可能とする新サービスを創出した。
日本語に限らず外国語を含めた大規模な言語処理を得意とする生成AIを活用し、請求書やレシートといった単純な書類から海外の請求書、ファンド決算書、材料規格書など複雑な書類にも対応。また内製でプロンプトエンジニアを育成し、作成したプロンプトを横展開してきた。
今では複数企業向けに提供できる基盤を確立し、更にお客さまの期待に応えられるよう、サービス推進部は一丸となって挑戦し続けている。

プロジェクトメンバー

プロジェクトメンバー:Y.T

Y.T

サービス推進部
サービス開発グループ

大学での専攻:情報技術科 情報処理

2019年中途入社。
BPO業務で扱う工程管理システムの開発を行った後、サービス企画を行うグループへ移し新規サービスの創出としてOCR基盤を使ったサービス開発を行う。
マーケティング推進部へ異動後も営業活動、PoC、開発や運用と幅広くサービス立ち上げに関わる。

プロジェクトメンバー:S.S

S.S

サービス推進部
サービス開発グループ

大学での専攻:政治経済学部 政治経済学

2021年新卒入社。
業務SOL事業本部に配属し、学費収納Webサービスプロジェクトに参画しクラウドを用いたアプリケーション開発を経験。サービス推進部では、AI TextSifta立ち上げ時からバックエンド開発を主に担当したほか、プロンプトエンジニアリングも経験。

プロジェクトメンバー:Y.S

Y.S

サービス推進部
サービス開発グループ グループ長

大学での専攻:工学部 情報科学科

2006年新卒入社。
地方銀行の自己査定システム構築、クレジットカード会社の基幹システム更改のプロジェクトなど、金融業界のシステム開発に長年従事。
AI TextSiftaではサービスリリースからファーストユーザー獲得までの期間をマネジメントとして活動。

プロジェクトメンバー:K.U

K.U

サービス推進部
サービス開発グループ

大学での専攻:電気通信学部 電子工学科

2008年新卒入社。
地方銀行・保証会社での保守開発を経て、新規サービス構築プロジェクトにてITアーキテクト・リーダーを歴任。クレジットカード会社の基幹システム更改案件や、互助会統合案件でサブプロジェクトマネージャーを担当。AI TextSiftaでは開発と品質向上に従事。

Chapter01
ことの発端は、OpenAI 3.5

プロジェクトメンバー:Y.T

Y.T

少しさかのぼって2021年のことになりますが…実はAI TextSiftaの前に、「Sakura-Eye」というサービスを構築していました。申込書や申告書など、さまざまな帳票をAI OCRとBPOで高精度にデータ化するものでした。
ただ、定型帳票に特化したサービスだったので、非定型帳票の読取りには対応できなかったんです。

お客さまにご紹介しても「非定型帳票じゃないと業務でつかえないんだよねぇ....」といった、ちょっと残念な反応が多くて。
正直、なかなか伸び悩んでいました。

プロジェクトメンバー:S.S

S.S

そんな状況が変わる出来事がありました。
2022年12月に、生成AIブームの火付け役とも言えるChatGPTを提供しているOpenAIがGPT-3.5をリリースしたことにより、翌年1月から市場が盛り上がったんです。このタイミングで技術部がMicrosoftのクラウドサービスAzureの開発環境を無料で貸し出しますよ~ってことで、試してみることに。
そこで気づいたんです、OCRの課題解決にOpenAI 3.5が使える!って。

プロジェクトメンバー:K.U

K.U

非定型帳票から項目を抽出できない理由は「項目の位置が正しく特定できない」ことです。
他社でも精度が良くて7割しか読み取ることができなくて。
この解決困難な「項目を特定する」というフェーズを、「曖昧さ」に強い生成AIを使って解決したんです。
具体的なポイントは企業秘密なので言えないんですけど。

プロジェクトメンバー:Y.S

Y.S

この仕組みを発見した時には、世の中に類似のサービスがまだ無かったんですよね!

Chapter02
リリースからファーストユーザーの取得まで、
お客さまが求めていることが成長のカギ

プロジェクトメンバー:Y.T

Y.T

当初メンバーはたったの5人だったんです。
自分がプロダクトオーナーとしてAI TextSiftaのサービスアーキテクチャを描き、メンバーに伝えていました。他にもサービスのイメージカラーなどUI/UXをデザインしたり、サービスの名前も考えたり…

S.Sにはバックエンド、DBの設計、開発を担当してもらい、最少人数でこのサービスを作り上げました。当社で初めてのプロンプトエンジニアとして、生成AIを活用した仕組みを構築してくれました。1番大活躍した若手かと!

他メンバー(3名)がAzureクラウドにて基盤の構築(セキュリティ、認証、etc)、フロントエンド開発を担当しサービスリリースを達成しました。

プロジェクトメンバー:S.S

S.S

当社が生成AIを活用したサービスに一早く着手していることを外向けに印象付けるために、2024年1月にサービス開始前にプレスリリースを発行したんですが、少人数体制でファーストユーザーを取得するのが大変でした。メンバー全員がお客さま先へ訪問、ひたすらサービスの説明を行って…の繰り返しの日々が続きました。
お客さまから「こんなのできますか?」に対して、「やってみます!」からのデモを構築したんですが、後日お客さまからは「業務で使うにはもう少し読取り精度が高くないと」という反応で。

プロジェクトメンバー:K.U

K.U

でも、ここで諦めるわけにもいかないんです。
お客さまとの信頼関係を築きながら、技術も身に付ける、そして、その期待以上のものを作る、という想いで仕事に向き合っているので。
とにかくなんでも挑戦してみることが、サービスの成長・実績に繋がっていったんだと思っています。

プロジェクトメンバー:Y.S

Y.S

そのような挑戦が実を結び、現在では契約もとれ、開発チームも11人にまでメンバーが増えました。

私が全体管理を担当しています。最初はY.Tがサービス考案者として、マネジメントも担当していたんですが、業務ソリューション事業本部との共同立上げが始まったことにより、マネジメントの負荷が大きくなってしまって。代わりにマネジメントを担当し、Y.Tにはサービスの機能開発に専念してもらい、よりスピーディーに新機能を世の中に届ける体制としました。

プロジェクトメンバー:K.U

K.U

今も挑戦は続いています。「読取り精度100%を目指したい」というお客さま向けに、OCR結果を更にオペレーターが補正する「スマート補正オプション」を構築しました。AI TextSifta初の外部連携機能をシャイン社と協業し開発しました。
AI TextSiftaの品質向上にも挑戦しています。最近では開発手法をスクラム開発に変えるなど、チームの変革も始まっています。

Chapter03
サービス成長を加速させるため
今私たちができること

プロジェクトメンバー:Y.T

Y.T

振り返ってみると、AI TextSiftaの構築はいろいろ試してみて、その都度ベストな選択をしていくような流れでした。
例えば、AI TextSiftaを構成しているサービスにも、それぞれ長所と短所があるので、アーキテクチャを構築する前に、まずはそれらを試して特長を理解します。そして、自社のシステム要件や目的、開発の優先順位などを当てはめると「数あるサービスのなかで、自社の要件に合っているのはこれだ!」という選択ができるようになるんです。

プロジェクトメンバー:S.S

S.S

こまめにサービスの情報をインプットすることも、良いアーキテクチャを構築するうえで必要ですね。
「サービスのアーキテクチャのベストプラクティスは何なのか」は引き続き挑戦していきたいテーマです。

プロジェクトメンバー:K.U

K.U

私は、当社内にアジャイル開発を浸透させていきたいです。
短いサイクルでリリースができるようになることはもちろん、お客さまの要求や状況の変化に迅速に対応することができるので。

プロジェクトメンバー:Y.S

Y.S

選択するサービス、アーキテクチャ、開発手法には必ずメリットデメリットはありますが、こまめにコミュニケーションを取りつつ、チームが目指すゴールを明確化し、メンバーそれぞれの個性や価値観を尊重し合うことで、良い選択ができ、良いサービスが提供できるようになります。そこで働くメンバーのモチベーションや協力の意識向上にも繋がっていくと考えています。

Chapter04
さくら情報システムに入社を検討している方へ

プロジェクトメンバー:Y.T

Y.T

今回プロジェクトストーリーに取り上げていただいた「AI TextSifta」は、サービス推進部で起案、実装したのち、ビジネスモデルや各種運用ルール、契約形態などを製造本部である業務ソリューション事業本部と一緒につくり上げてきました。部署の枠を超えて社内で協力するだけでなく、コミュニケーションも活発になって、あらためて”さくら”の良さを知ることができました。

プロジェクトメンバー:Y.S

Y.S

自分たちのように少ないメンバーでも、新しいものを生み出す技術と可能性があればお客さまの期待以上のサービスを作り上げることができる環境です。そんなものを一緒に作り上げていきたい方は、ぜひ検討していただきたいですね。

プロジェクトメンバー:S.S

S.S

自分は政治経済学部出身(文系)ですが、未経験でもITの未来を支えられるシステムエンジニアになれていると実感しています。最初は難しそう、堅苦しそう、新しい技術のキャッチアップが大変…と感じていましたが、未経験でも充実した研修プログラムもあり、実践的に学ぶことができました。先輩のサポートも得やすく、安心して業務に遂行しています。

プロジェクトメンバー:K.U

K.U

さくらで”新たなシステムエンジニアの一歩”を踏み出してみませんか?
一緒にものづくりをして、共に成長できる仲間を心からお待ちしております!