BUSINESS

絶えず変化を続けるIT業界には、どのような可能性が広がっているのか。
さくら情報システムが越えていきたい壁は何なのか。
各事業を通じて、さくら情報システムの向かっていく先をご紹介します。

CHALLENGE

さくら情報システムのこれから

変化に応える“共創パートナー”で
ありたい

さくら情報システムは、設立以来、三井住友銀行やSMBCグループ各社、金融機関におけるシステム開発・保守・運用で実績を重ねてきました。強みは、安心・安全なシステム開発・保守・運用といったセキュリティ面のノウハウと、自社製品にとらわれない柔軟性です。お客様の事業特性、企業カルチャーに合った技術やサービスの組み合わせを提案し、独自の価値を生み出してきました。
お客様のニーズは、業務の効率化やコストダウンにとどまりません。お客様のビジネス構造の変化に、技術やサービスをどう活用できるのか。お客様の共創パートナーとして、ともに考え、成長していく姿勢が重要です。

M.I

人事部 担当部長
1997年入社

さくら情報システムには、サービスソリューション事業・SI(システムインテグレーション)事業の大きな2軸の事業があります。クラウドやAIなどの技術開発に注力する今、SI事業からサービスソリューション事業へのシフトが求められています。SI事業におけるプライム受注化の促進、そうして培ってきた実績を横展開し、コンサルティング力を高めていくことが、今後の成長の鍵を握っていくでしょう。

さらに、ウォーターフォール型だったシステム開発手法にアジャイルの手法を取り入れるなど、お客様の多様化するニーズに応えるさまざまな取り組みを進めています。
変化を楽しみ、自ら課題設定し解決策を考え実行できる人、金融機関の実績をはじめとした“安定基盤”を活用し、そこに新しい考えを掛け合わせることを面白がれる人。そんなマインドの方に、ぜひお会いしたいと考えています。
これからも新しい技術やサービスを生み出していくために、社員一人ひとりのチャレンジを後押しできる環境づくりを目指していきます。

M.I

経営企画部企画グループ グループ長
1997年入社

BUSINESS FIELD

私たちの事業は、金融機関やガスを取り扱う企業をはじめとした大手企業のシステム構築や運用業務のほか、会計・人事給与ソリューションなどのお客様のビジネス推進の基盤となるバックオフィス業務支援サービスまで多岐にわたります。クラウドやAI技術を活用したPOC(アイデアの実現可能性や効果を検証するプロセス)にも多く携わっており、業界をまたいだ新たなシステムやサービスの提案にもチャレンジしています。
お客様の情報システムに対するニーズは、業務の効率化やコストダウンにとどまりません。創業以来培ってきた、セキュリティに優れたシステム提供力を強みに、お客様のビジネス価値の創造に伴走していきます。

ABOUT EACH BUSINESS

SI事業

SIとは、システムインテグレーション(System Integration)の略称で、コンピュータやソフトウェア、ネットワークなどを組み合わせ、お客様が要求するシステムの開発を受託する事業です。
さくら情報システムでは創業以来、三井住友銀行やSMBCグループ各社、金融機関での勘定系システムの構築・運用をはじめ、大阪ガスを始めとするエネルギー事業におけるシステム開発業務にも従事。社会インフラの構築にも貢献してきました。 現在は大手メーカー、Webサービス企業などさまざまな業界で基幹システムの保守運用を手掛けています。DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するプロジェクトも立ち上がっており、業界を横断したノウハウの共有も進んでいます。

金融事業

金融機関の基幹システム構築・運用業務に携ってきた実績から、豊富な業界知識、業務ノウハウを備えたメンバーが多くいます。2020年には金融DXチームが立ち上がり、業界横断でお客様のDXニーズにお応えするなど、長い間培ってきた信頼関係をベースに経営課題の解決につなげていきます。

主なシステム・サービス

  • ・Salesforce導入・定着化支援サービス
  • ・金融向けIT業務支援サービス(銀行・証券・生損保)

法人事業

ガス会社をはじめとする大手・中堅企業のコンシューマ向けから基幹システムまで幅広い領域で、システム企画・システム構築・運用まで担っています。お客様のビジネス形態に合わせて柔軟なソリューションを提供します。 お客様とチームを組み、お客様と同じ目線で現場の事業課題を見つけます。ともにアイデアを出し合い、丁寧なコミュニケーションを重ねることで、最適なシステム提案へとつなげています。

主なシステム・サービス

  • ・さくらモダナイゼーションサービス
  • ・IT企画伴走支援サービス「絆」

サービスソリューション事業

会計、人事給与、業務ソリューションを手掛け、お客様のバックオフィス業務の全プロセスにおける課題解決を目指しています。お客様の事業規模や業界は、官公庁、教育、金融機関、サービス業ほか幅広い業種で利用されています。 業務の効率化やコストダウンはもちろん、私たちがサポートすることで事業成長に向けた機会をどう生み出せるのか? 現場の実態と本質的な課題に触れて、一つひとつ丁寧にヒアリングしながら、共に進んでいくのが、さくら情報システムです。
お客様が円滑に業務を遂行できる環境を整え、企業活動を健全に行うための仕組みづくりや事務手続きなどをさまざまな角度から支援していきます。
求められたサービス提供にとどまらず、現場の困りごとに先回りして解決策をご提案できるように日々心がけています。

会計ソリューション

ベンダーフリーの立場で、従来の会計業務を遂行するシステムから、グループ会計の導入支援まで幅広く対応します。
お客様の業務や課題に適合した「ERPパッケージ(SAP・ORACLE・Biz∫など)」を選定し、ERP導入コンサルティングから、システム導入、運用・保守、機器監視など、トータルサービスをワンストップでご提供します。

主なシステム・サービス

  • ・経営管理基盤fusion_place導入ソリューション
  • ・Biz∫(ビズインテグラル)導入ソリューション
  • ・ERPシステム運用・保守サービス
  • ・仮想化ホスティング

人事ソリューション

クラウド型人事システムとBPOを組み合わせたトータルソリューションを提供しています。さらに導入時のコンサルティングサービスをご提供することで、人事給与業務全般の円滑な遂行を実現します。
個人情報の扱いにおいては、各種セキュリティ基準に適合した設備や運用体制を構築。お客様や従業員の皆さまのプライバシー情報を保護しています。

主なシステム・サービス

  • ・年末調整WEB申告
  • ・クラウド型労務管理サービス「XOLOGY労務」

業務ソリューション

お客様の業務改革に向け、コンサルティングやアセスメントを行い業務のアウトソーシングを実現します。
実現に向けては、業務運用の標準化・ITIL、QMS、ISMSなどのフレームワークを活用した品質管理を行います。
また、「RPA」や「AI-OCR」の技術活用を行い、人と技術を適切に配置することで、お客様の業務改革を提案する「BPR(企業活動をプロセス)」として分析・理解・再構築して利益を最大化する活動)への進化を目指します。
※ITILは、AXELOS社の登録商標です。

主なシステム・サービス

  • ・AI TextSifta
  • ・CyberHealthcare

プラットフォーム事業

クラウドサービスおよびオンプレミスのサーバシステム構築、セキュリティ対策を行っています。クラウドサービスに関しては、当社クラウドサービスに加え、パブリッククラウドの構築と運用代行も対応。ハードウエアや専用回線が不要なクラウドサービスでコスト削減と業務効率化を実現します。
セキュリティ対策では、高品質な「脆弱性診断サービス」に基づき、セキュリティスペシャリストが最新の情報を元に精密な診断を実施。銀行系の情報システム会社として培ってきたセキュリティに関する高度な技術・経験・ノウハウを活用し、お客様に合わせたセキュリティ対策を提供しています。

主なシステム・サービス

  • ・ホームページ脆弱性診断「AI診断」
  • ・3層ハイブリッドクラウドサービス

サービス推進部

当社の「サービス」とは、お客様との継続的な関係を築き、新しい技術やトレンドを取り入れた独自性のあるものです。当社の既存サービスを見直し、他社のサービスと組み合わせることで、新たなサービスの創出や事業領域の拡大をミッションとしています。
また、自動化、AI活用などの技術を導入するため、各事業部・技術部と共に業務を遂行することも。製品を使用しているお客様の課題やニーズを取り入れるだけでなく、今後を見据えた新しい価値提供ができることを目指し、推進しています。

主なシステム・サービス

  • ・AI TextSifta
  • ・CyberHealthcare

技術開発部

クラウドサービス基盤の全般的な構造設計、各サービスのマイクロサービス化などを進めるサービステクノロジー分野。産官学連携によるセキュリティ、AI 等の新技術によるビジネス創出、イントレプレナー、プロダクトマネージャー、サービス開発エンジニアの育成を進めるイノベーション分野。技術開発部はこの2つの分野で構成され、社内外のナレッジを集積して、流通させる役割を果たします。

品質統括部

品質統括部は、さくら情報システムの「品質マネジメントシステム」をPDCAサイクルとともに精度を高めていきます。
お客様へ提供する各サービスのリスク評価なども含めたシステム監査、進行中のプロジェクトに対する品質監査など、各部の責任者と連携を深め、お客様の満足度向上を目指し、継続的な改善活動をしていきます。