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CASE STUDY

経営管理

経営管理業務の時間を
約80%削減!
共立メンテナンス様が「fusion_place」導入

導入企業株式会社共立メンテナンス様

INTERVIEW

寮事業、ビジネスホテル、リゾート事業を柱に幅広く事業を展開する共立メンテナンス様では、事業拡大に伴い経営管理業務の負荷増大という課題を抱えていた。事業別の予実管理、経営レポート作成などの業務効率化を目的に、経営管理システム「fusion_place」を導入。その結果、月次集計にかかる時間を約80%削減することに成功した。将来に向けて現場の利便性向上、さらなる経営管理業務効率化を目指し取り組んでいる。

導入前の課題と効果

導入前の課題

■ 経営管理業務に手間と時間がかかる
■ データファイルが乱立しており煩雑で集計ミスや入力漏れの修正などが多発
■ レガシーシステムのブラックボックス化による運用リスク増大

導入後の効果

■ 月次実績集計にかかる時間を約80%削減、経営データの迅速な把握が可能に
■ 履歴管理が容易となりヒューマンエラーを抑制、データ精度が向上
■ 最先端の経営管理プラットフォームが実現

経営管理システム「fusion_place」の導入経緯と選定理由

Q.システム導入の背景を教えてください。

当社は、国内トップシェアを誇る寮事業、天然温泉大浴場で人気のビジネスホテル「ドーミーイン」事業、全国37か所で展開するリゾート事業の3つの柱を中心に、シニアライフ事業、行政の業務受託サービス「PKP(Public Kyoritsu Partnership)」事業など新しい市場を取り込みながら事業を拡大しています。
経営管理に関しては、同規模の企業に比べてデータ量が桁違いに多いことが特徴ですが、事業拡大に伴いデータ量と業務負荷が増大し、各事業部の予実管理、経営層への報告、IR資料などの作成に手間と時間がかかっていました。
従前はAccessをベースにした独自システムを20年以上利用していましたが、システム自体のパフォーマンスが低下しており、月次集計データの出力に数時間を費やすなど無駄な待機時間が発生していました。また、操作しづらく、度重なる改修により、つぎはぎだらけのシステムでした。そのため、システム刷新の検討をスタートしました。

Q.「fusion_place」採用の理由を教えてください。

「fusion_place」採用の理由は、当社が求める機能を備えていること、コストパフォーマンスが高いこと、そして最も重視したのが、ユーザーが操作しやすいことです。
実は、当初「fusion_place」を選ぶ予定はありませんでした。
BIツールやAI活用の経営管理システムは沢山ありますし、複数のベンダーからさまざまな製品の提案をいただきました。しかし、実際にそれらを比較検討したときに、果たして多様な機能を使いこなせるのだろうか、投資対効果はあるだろうかという疑問を持ちました。まずは、ユーザーにとって使いやすく、経営データを正確に迅速に作成するという原点に立ち返り、システム部門とも相談して「fusion_place」を採用しました。

Q.ベンダーとしてさくら情報システムを選定した決め手は何でしょうか?

顧客に寄り添ったサポート力を高く評価しました。
今回のシステムは、導入だけではなく、運用、将来に備えた機能拡張まで長いお付き合いになると考えていました。
さくら情報システムは、当社の開発構想に沿った提案をいただき、要望や質問に対しても丁寧に対応してくれました。製品だけでなく、業務の知識も豊富であったことも安心材料となりました。今回、さくら情報システムに依頼して本当に良かったと実感しています。


導入プロジェクトと導入効果

Q.導入までのさくら情報システムの対応はいかがでしたか?

「fusion_place」導入時には、懇切丁寧にサポートしてくれました。初めて扱うシステムでしたが、約半年にわたり勉強会を設けていただき、当社のメンバーを温かく迎えてくれて、疑問点を都度解消しながら進められました。通常業務と並行しての導入作業でしたので日程調整など無理なお願いもしましたが、柔軟に対応いただきました。
苦労したのは、過去データの移行作業です。
旧システムは非常に使いづらく、データ量が膨大だったため、過去数年分のデータを取り出して「fusion_place」とデータ整合性を取るのに思いのほか時間がかかりました。データを取り出した際にエラーを発見し、既存データを修正する作業もたびたび発生しました。その都度さくら情報システムに相談しながら、無事移行することができました。


Q.運用状況はいかがでしょうか?

「fusion_place」導入後、月次実績データ集計にかかる時間を約80%削減できました。
システムの性能が格段に上がり、履歴の管理も楽になりエラーも少なくなりました。例えて言うならば、今までは馬車に乗っていたのが飛行機に乗り換えたくらいの圧倒的な差があります。
これまでは、締め日の作業、短期間での役員会向け資料作成のために残業や休日出勤が当然という雰囲気でしたが、業務時間が大幅に短縮され精神的な負担も軽減されました。働き方改革にもつながっています。
グラフや分析機能についても、十分満足しています。導入当初は恐る恐る触っていたのですが、次第に操作にも慣れ、他の機能も使っていきたいと意欲的に取り組んでいます。


今後の展望

Q.今後の計画についてお聞かせください。

理想は、人手を極力介することなく経営レポートが完成するような仕組みをつくることです。人を介せば、それだけミスも増え時間もかかってしまうからです。
現状は、未だにExcelを使った入力作業が残っていますし、ペーパーレス化も今後の課題です。現場のデータをより早く集め、経営層がデータを見たいときに見られて、経営判断を瞬時に行えることが、あるべき姿ではないかと考えます。
そのためには、全社のITリテラシーを高め、テクノロジーを取り入れていく必要があります。「fusion_place」のワークフロー機能やリアルタイム分析なども活用して、さらなる経営管理の効率化と高度化を目指していきたいです。
さくら情報システムとはこれから長いお付き合いとなりますが、これからもサポートをお願いします。



※ 「fusion_place」は、株式会社フュージョンズが開発・提供する経営管理のプロセス全体を高速化するソフトウェアパッケージです。
※ Access、Excelは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

 

共立メンテナンス様が理想とする
経営管理業務の実現に向けて

導入プロジェクト成功の要因は、共立メンテナンス様のリーダーシップと努力の賜物です。
通常業務と並行しての導入作業で大変なご苦労をされましたが、共立メンテナンス様のメンバーはITリテラシーが高く勉強熱心で、計画通り進めることができました。
経営管理業務は正確性とスピードの両方が求められますが、今回、目に見える成果をもたらすことができたことに安心するとともに、プロジェクトに携われたことに深く感謝しています。
今後は「人と人との巡り合わせを大切に」という共立メンテナンス様のお言葉を胸に、さらなる経営業務の効率化や高度化に貢献できるよう尽力いたします。


取材協力

導入企業株式会社共立メンテナンス 様

1979年設立、1994年東証1部上場。「食と住のサービスの提供」を軸に幅広く事業を展開。ビジネスホテル「ドーミーイン」は満足度ランキング1位。2022年4月に都市型リゾートホテル「ラビスタ東京ベイ」を東京豊洲に開業予定。

  • 経営企画本部
    経営企画部
    副部長
    青木 隆昌 様
  • 経営企画本部
    経営企画部
    加藤 悠介 様
 

さくら情報システム 担当者

  • 会計ソリューション事業本部
    ソリューションコンサルティング第1部
    第1グループ リーダー
    高野 晃
  • 会計ソリューション事業本部
    ソリューションコンサルティング第1部
    第1グループ
    関根 一貴
  • 会計ソリューション事業本部
    営業部
    営業グループ
    小林 亮介

※ 掲載内容、法人名、所属部署、肩書きなどは 取材当時のものです。

ソリューションについて
詳しく

比較検討や社内説明に役立つ
資料をご用意しております。

導入前のご質問・ご相談など、
お気軽にお問い合わせください。

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