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【さくら情報システム社内事例】新型コロナ禍でロボット(RPA)大活躍 PART2 ―早朝作業もロボット(RPA)が自動起動で対応中―

網代 三穂子

2020.06.22

今回は10年間近く、毎週水曜日朝7時過ぎに出社せざるを得なかった営業企画のIさんのお話をしたいと思います。
 
Iさんは毎週水曜日が憂鬱でした。その理由は、朝7時半前に出社し、社内のイントラネット環境下にある特定端末から手動でデータをダウンロードするという作業があったからです。

Iさんはミッションとして「営業向けにさまざまな営業関連計数情報を集計・還元する」ことを担当しています。夜間はクローズしている営業ポータルサイトも朝8時にはオンライン稼働を開始し、営業担当者は随時入力を始めます。そのため、8時までにデータをダウンロードする必要があったのです。

当社内でRPAが導入された際、真っ先に自動化の対象業務として挙がったのは言うまでもありません。
しかし作業を自動化するだけで、人間がロボットへ指示しないといけないのであれば、早朝出社を続けざるを得ません。そこで、Iさんは集中管理ツールUiPath Orchestrator(※)を利用して、毎週水曜日の朝6時半にロボット(RPA)が自動的に起動し、データのダウンロード+集計作業を実行する仕組みを構築しました。

このおかげでIさんは、出社直後からすぐに、データの分析作業に着手できるようになりました。Iさんは単に早起きから解放されただけでなく、より戦略的な業務に時間を割くことができるようになり、仕事のモチベーションアップにもつながりました。

上記のロボット(RPA)は新型コロナ禍が始まる前に導入されていました。もし導入されていなければ、Iさんはウィルス感染のリスクを背負いながらこの作業のために「命の危険を冒して」出社しなければならなかったでしょう。

RPAはこれまで多くの企業で「自動化ができたらいいよね」というスタンスで気軽に取り組まれてきました。しかし導入が簡単な反面、思うように推進できないとあっさり断念する事例が多く見受けられたのも事実です。とはいえ、今回の新型コロナ騒動を踏まえ、今後は新常態(ニューノーマル)を見据えてRPA導入による自動化・効率化を徹底的に進めていくことが求められると思います。

今や「試しにやってみよう」ではなく「やらなくてはならない」という危機感をもってRPAに臨むフェーズに入ってきたと言ってもよいのではないでしょうか。今回の新型コロナ禍でRPAを筆頭としたDX推進は当たり前のステージとなりつつあります。

次回は新型コロナ対策による小学校休業等対応助成金の申請を自動化したお話をさせていただく予定です。

(※) UiPath社の製品(UiPathは米国UiPath社の米国およびその他の国における登録商標または商標です。) 

著者プロフィール

網代 三穂子

法人事業本部 デジタルソリューション部

2017年より製造・金融・広告・医療機関へのRPAのプリセールス、導入支援に携わってきました。
現在は、RPAにAIを組み合わせ、ニューノーマル時代を迎えて変化していくお客様の働き方をご支援しております。

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